- 仮想通貨ってどうして価値がつくの?
- そもそもどういう仕組みなの?
- 仮想通貨って危なくないの?なんだか怖い
仮想通貨に対して、このような疑問を持っている人は少なくないと思います。
こちらのページでは、そんな人向けに仮想通貨・ビットコインの基本的な仕組みやメリット・デメリットについてまとめています。
これを読めば、仮想通貨がどんなものなのかがある程度理解できて、怪しさ・不信感は払拭できるはずです。
Contents
仮想通貨(暗号通貨)・ビットコインとは
中央銀行または公的機関によって発行されたものでも、決済通貨にも付随するものでもなく、支払手段として自然人または法人によって受け入れられ、電子的に譲渡、保管または取引される価値のデジタルな表現
引用元: Wikipedia
仮想通貨とは、法定通貨のように国が管理していない通貨で、デジタルデータとしてやりとりされるものです。
暗号通貨(Cryptocurrency)、デジタル通貨ともよばれます。
動画で仮想通貨の仕組みを簡単に把握しよう
以下の動画に初心者によくある疑問がまとまっていました。
ビットコインの価格や市場規模などのデータは古いものですが、基本的な仕組みは勉強になるはずです。
この動画でわかること
- 仮想通貨・ビットコインはどうして資産価値があるのか
- 電子マネーとはなにが違うのか
- 取引所が倒産するとはどういうことか
なぜ価値がつく?仮想通貨・ビットコインの仕組みを解説
仮想通貨・ビットコインはインターネット上に存在するデータで、物理的に実態があるものでもありません。
また、日本円やドルのように国などの機関が価値を保証しているものでもありません。
それでも価値がつくのは…
- ビットコインの枚数は限りがあるから
- 欲しい人がいるから
という2つの理由があります。
ビットコインに価値がつくのは枚数に限りがあるから
- BTCは上限が2100万枚
- BTCが欲しい人がいる
- 一枚あたりの希少価値があがる
ビットコインに価値がつくのは欲しい人がいるから
人々がビットコインを欲しがる理由
- 価値が上がるから(儲かるから)
- 便利だから
- 国の通貨(法定通貨)が信用できないから
全世界で見ると、ビットコインを手に入れたい・購入したい人の動機付けは、大きく上の3つに分けることができます。
価値が上がるから(儲かるから)
日本のビットコインホルダーは、ほとんどの人がこの理由でしょう。
よくわからないけど価値が上がって儲かるらしいから買ったという人もたくさんいます。
仕組みを理解していても、していなくても「欲しがっている」ことに変わりはないので、需要が増えてビットコインの価値が上がります。
便利だから
海外(特に途上国)では自分の銀行口座を持っていないけどスマホは持っているという人も少なくありません。
そんな人にとっては、スマホ1つで管理できる仮想通貨・ビットコインが便利です。
例えば、南アフリカでは交通違反の罰金でBTC払いができるくらいBTC決済が普及しています。
また、よくいわれていることですが「国際送金が便利だから」ということもありますね。
[char no=2 char=”いなごくん”]どうやってスマホ料金払ってるんだ?[/char] [char no=1 char=”ねこさん”]プリペイドが主流みたいだよ[/char]国の通貨(法定通貨)が信用できないから
日本人は日本円を信用して利用していますが、国自体が安定していない地域では、むしろビットコインにしてしまったほうが安心できるというようなこともあります。
情勢が不安定な中東地域、少し前のギリシャなどが良い例です。
[char no=1 char=”ねこさん”]動画ではロシアに併合されたクリミア半島の例がありました[/char]価値があるとみなしてお金と仮想通貨を交換する人がいる限り、ビットコインは価値のあるものとして成り立ちます。
仮想通貨の仕組みを支えるブロックチェーン技術
ビットコインをはじめとする仮想通貨の仕組みを支えているのがブロックチェーン技術です。
ブロックチェーン技術が革新的なためにビットコインに価値を見出す人がいるといっても過言ではありません。
ブロックチェーン技術の特徴
- すべての情報が1つのチェーン上に記録される
- 参加者が全員で1つのチェーンを管理する(分散管理)
- 分散管理だから改ざんができない
ブロックチェーン技術については、上の図解をみてみると大きな部分は把握できるかと思います。
日本円であれば国(日本銀行)が管理して成り立っていますが、ブロックチェーンは参加者(持っている人)全員で管理をしています。
そのため送金記録などの改ざんができません。
[char no=1 char=”ねこさん”]ある意味法定通貨よりも信頼性がある仕組みなのです[/char]仮想通貨と電子マネーの違い
電子マネーは法定通貨に基づいて価値がある、仮想通貨は法定通貨に価値が裏付けられていないという違いがあります。
[char no=2 char=”いなごくん”]わかりやすい例でおねがいします…![/char]Suicaで考えると、1000円分チャージしたポイントで1000円分が利用できます。
そして、この1000円相当のポイントの価値はどれだけ時間が経っても1000円のままです。
対してビットコインは、欲しい人が多ければ価値が上がるので、1000円分のBTCを購入しても1日後には価値が変動しているかもしれません。
[char no=1 char=”ねこさん”]これがBTCの価値は法定通貨(円やドル)に裏付けられていないということだよ[/char]なぜ流行る?仮想通貨のメリット・魅力
実利用・投資対象としての仮想通貨のメリット・魅力についても確認しておきましょう。
[char no=2 char=”いなごくん”]なんでこんなに流行ったんだろう…[/char]投資対象として儲かる・リスク分散になる
まず第一に値動きが大きい、これからさらに普及していくだろうということで、投資・投機対象として魅力的だということがあります。
日本からの参加者はほとんどがこの理由で、投資・投機目的の参入者です。
また、日本円がいつまでも信頼できるであるとは限らないということで、リスク分散の1つにもなるということもメリットになります。
国際送金の手数料が安い・スピードが早い
普通に円やドルなどの法定通貨を国際送金しようとすると、約3,000円の手数料がかかります。月1回送金すれば年間で36,000円です。
さらに、窓口で手続きをして…というのが非常に手間と時間がかかります。
でも、仮想通貨を利用することで、手数料・時間をほとんどかけずに国際送金をすることができます。
為替の手間が必要ない
例えば海外旅行に行ったとき、日本円を現地通貨に変えてからいかなければなりませんよね。
でも、仮想通貨の決済が普及すれば海外に行くときも現地通貨を用意する必要はありません。
[char no=2 char=”いなごくん”]国際化・グローバル化が進んでいる世界だからね…[/char] [char no=1 char=”ねこさん”]圧倒的に便利な仮想通貨決済は絶対普及すると思うよ[/char]危険じゃない?仮想通貨のデメリット
名前くらいは知っている人が増えてきた仮想通貨ですが、まだまだデメリット・懸念点はあります。
仮想通貨投資を始める前に、デメリットについてもきちんと理解を深めておきましょう。
値動きが激しい
仮想通貨はボラティリティ(値動き)が大きいので、高値で買ってしまうと損をする可能性があります。
2017年12月は一時200万円を超えていたビットコインが、2018年1月には100万円くらいまで暴落していました。
また、値動きが激しいので、まだまだ通貨として利用するのは適していません。
逆に儲かるチャンスがあるということでもありますが、それなりにリスクはあるということも覚えておきましょう。
[char no=2 char=”いなごくん”]儲かってる人がいるってことは損してる人もいるんだよね[/char]ハッキングされるリスクがある
仮想通貨・ビットコインは電子データなので、ハッキングリスクは付きまといます。
コインチェック社の580億流出事件はメディアでも大きく取り上げられて話題になりましたね。
このようなハッキングリスクがあるということを覚えておくとともに、ある程度自分自身で対策をしていくことが大切です。
自分でできるセキュリティ対策については「仮想通貨・ビットコインのセキュリティ対策まとめ!Check必須の7項目」の記事も参考にしてみてください。
ある程度のネットリテラシーが求められる
仮想通貨は電子データなので、スマホ・PCが使えなければ扱うことができません。
そのため、機械に疎い人や小さい子供には扱うのが難しいというデメリットがあります。
また、詐欺なども多いので自分である程度の知識・リテラシーを身につけておくことが大切です。
仮想通貨・ビットコイン投資を始める方法
ビットコインなどの仮想通貨に可能性・将来性を感じたら、まずは触れてみるのが一番です。
どれだけ検索したり、本を読んで勉強して知識をつけても、実際に体験してみなければ意味がありません。
1,000円からでも仮想通貨は購入することができるので、まずは少額からでも実際に投資してみるのがおすすめです。
仮想通貨投資の始め方は「仮想通貨の始め方!ビットコインの買い方・購入方法の初心者向け解説」を参考にしてみてください。
[char no=1 char=”ねこさん”]まずはやってみよう![/char]